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近畿負荷試験サービス 主な施工エリア
(兵庫・大阪・京都・奈良・和歌山・徳島・香川・沖縄)
「負荷運転とは」
非常用発電機がきちんと
作動するかを調査
災害などの有事に際に、スプリンクラーや消防ポンプなどの電源となる非常用発電機を負荷をかけて動作させ
・正常に稼働するか
・規定どおりの能力を発揮できているか
を定期的に確認する試験です。
東日本大震災の際、不具合を起こした非常用発電機の内、約4割が不始動、また約3割が異常停止となり、その原因のすべてが整備不良からといわれており、そのことから、消防法の原則規定が強化されました
(平成24年6月27日より)
未実施は処罰の対象に
なることも!
強化された消防法では、非常用発電施設は年2回の点検と年1回の報告が義務づけられています。また負荷運転は法令で定めており、実施しないと法令違反となり、
施設のオーナーや管理担当者が罰せられることがあります。
無負荷運転では不十分です
非常用発電機のほとんどがディーゼル発電機です(約97%)ディーゼルエンジンは無負荷・低負荷運転では不完全燃焼により、カーボンが発生し蓄積されます。
蓄積したカーボンは、
・エンジン損傷
・異常停止
・いざというときに作動しない などの原因になります。
定期的な負荷運転で、カーボン除去をすることで安定的な
稼働や故障を回避することができます。
法令に基づいた点検義務
非常用だからこそ、人命とライフラインを守るため、
定期的な点検が必要です。
電気事業法の点検
月点検と起動点検(無負荷)
1:月次電気点検と起動運転(無負荷)
点検内容
・電気系統の正常作動確認
・受変電設備
・発電機等の起動運転(約5分)(出力確認の消防方の点検ではありません・無負荷運転)
点検業者
電気設備点検業者
消防方の点検
6ヶ月に1回の機器点検
1:6ヶ月に1回の機器点検
点検内容
・消化器 ・火災報知器 ・避難器具 ・ガス漏れ警報機
・誘導灯等の防災設備等の主に目視点検
点検業者
消防点検業者
3:年に1回の総合点検
点検内容
・消化器 ・火災報知器 ・避難器具 ・ガス漏れ警報機
・誘導灯等の防災設備等の機能点検
点検業者
消防点検業者
4:年に1回の負荷機能点検
①機能運転 ②30%出力確認点検 ③出力データ作成
点検内容
①機能運転
バッテリー・ファンベルト・オイル・フライミング操作及び黒煙等の点検(約15分)
②30%出力確認点検
負荷試験機を接続して30%以上の出力確認点検(30分)
③出力データ作成(別紙参照)
出力負荷点検業者
(社)日本発電機負荷試験協会の会員業者
近畿負荷試験サービス
非常用発電設備(=負荷運転対象)の施設
非常用発電設備は全国で約125万台設置(防災用・一般停電用合わせて)されています。
不特定多数の人の出入りがある下図のような施設に設置されております。
- 商業施設
- 医療機関
介護施設・老人ホーム
- オフィスビル
- 旅館・ホテル
- 学校・保育園・幼稚園
- マンション
当社の特徴
近畿負荷試験サービスの特徴
- 特 徴 1 -
業界トップレベルの
低コスト- 小型の負荷運転装置を使用することで、長時間かかっていた準備時間の短縮や、搬入効率の向上から、従来と比べ1/3程度のコストを実現しました。
- 特 徴 2 -
短時間での負荷運転
- 従来の大型機材とは異なり、小型の負荷運転装置を使用しているため、スムーズな搬入により準備時間の大幅な短縮を実現。
(※現場の状況によって、作業時間は変動します)
- 特 徴 3 -
無停電・トラブル防止
- 負荷運転を行う際も停電させることなく点検を行うため、業務やサービスを止めることはありません。また、発電機の状態をチェックしながら負荷をかけるため、エンジントラブルになりにくい方法です。
- 特 徴 4 -
安心と信頼
- JLA(一般社団法人 日本発電機負荷試験協会)に加盟しており、コンプライアンスに基づいた点検や負荷運転点検の啓発活動を行っております。また、担当の技術者は学科・実技・研修を修めており、安全に作業いたします。
負荷運転の流れ
- 1
お問い合わせ
お電話または
お問い合わせフォームよりご連絡ください。
TEL:0120-033-336
- 2
お見積もり
詳細説明発電機や建物の仕様からお見積を行います。
物件の地域によっては、
無料現地調査も可能です。
- 3
負荷運転実施
発電機の規模、設置場所や建物形態により最短90分〜半日程度で完了します。
- 4
試験結果報告
試験結果は「疑似負荷運転機による負荷運転点検結果報告書」として提出いたします。 万が一、発電機に不良があった際も適切な修理・メンテナンスを提案させていただきます。
自家発電機点検のQ&A
負荷運転とは何ですか。
消火に必要なスプリンクラーや消火栓 ポンプ 等を動かす力を負荷と云います。 非常時に消防設備が稼働できる実際の発電が出るかを試験するのが、負荷運転です。
この点検は義務ですか、
任意ですか。
消防法では、1年に1回、負荷をかけた点検を行うよう義務付けられております。
うちは、2~3ヶ月に1回は無負荷で発電機の起動運転をしていますが、消防法ではダメ なのでしょうか。
それは電気事業法の無負荷(空ふかし)運転であり、常用電源を停電状態にした時、自動的に非常電源に切り替わるかの確認点検です。消防法では、実際に30%以上の負荷を30分以上かけた点検を行う事を通達しています。(総務省消防庁第214号第24-3総合点検の38頁目参照)
なぜ消防法では、
30%以上の負荷点検が
必要なのですか。
無負荷運転だけを行っていると、ディーゼルエンジンの場合、シリンダー内にカーボンが堆積されます。非常時には負荷が一気にかかる為、正常稼働が出来ない場合があります。又、エンジン出火による二次災害を起す危険性もあります。
消防点検業者にまかせているから、負荷点検も行っているのではないですか。
下表の30%出力点検データー票を見た事が有れば、間違いなく出力点検は行っていますので大丈夫です。
負荷運転機による負荷点検の作業時間と費用はどのくらいですか。
無停電で約1時間30分程度で簡単に点検が出来ます。費用も発電機容量により多少異なりますが、従来と比べ負担も少なく負荷運転が出来ます。(発電機容量20kVA例月8千円程度)
運営会社
- 本社
- 神戸市北区北五葉4-14-1
- TEL:
- 078-592-3330
- 六甲営業所
- 神戸市北区上谷上15-20
- TEL:
- 078-592-3330
・総務省
・消防庁